東京都墨田区本所j様。
3階建て屋上付きの鉄骨住宅を民泊施設へと生まれ変わらせる、大規模なフルリフォーム工事が8月上旬からスタートしました✨
今回は、これまでの安価な宿泊施設とは一線を画す、「高級志向」を設定されたオーナー様からのご依頼です。
オーナー様が目指すコンセプトを具現化すべく一つひとつの工程に真摯に取り組ませていただきました。
猛暑の中の解体、そして大工工事の工夫



工事の幕開けは、猛烈な暑さの中での解体作業でした。
協力業者の皆さんが熱中症で倒れないかと心配しつつも、迅速かつ丁寧に進めていただきました。
私たちも体調管理には気を遣いながら、お盆休み明けからは大工工事が本格化。
私自身ももうすぐ51歳になるので😂気を引き締めて作業にあたっています!
今回のフルリフォームは、予想外の納め方や現場で発生する細かな問題もあり、当初の予定64人工に対し、結果的に68人工を要することになりました。
フルリフォームというのは、既存の構造との兼ね合いもあり、計画通りにいかないものですね😣
階段リフォームのアイデアと職人のこだわり


工事中、特に印象的だったのが階段のリフォームです。
鉄骨階段の踏板を広くするために20mmの集成材を打ち付けましたが、そこで活用したのがPanasonicの「ウスイータ」というリフォーム建材です。
リフォーム床材としては知っていましたが、階段用の厚さ2.7mmという製品があることに驚きでした😮
今回は途中の段階での納め方になりましたが、階段をきれいにリフォームしたい方には、おすすめですよ!
空間を最大限に活かす「小上がり」の造作



11月上旬、大工工事が無事完了しました✨
この民泊施設の目玉の一つが、お部屋に造作した「小上がり」です。
オーナー様のご要望は、琉球風畳を敷いてベッドとして使用できる小上がり、そして「座った時に足が当たらないように凹ませてほしい」というものでした。
この「凹ませる」というシンプルなご要望。一見簡単そうに見えますが、納まりや強度、見た目の美しさを両立させるためには、職人としてかなり頭を使う部分なのですよ。
もちろん、最終的には半日でサクッと形にしましたが、その裏側には細部まで考え抜いた工夫があります!
この小上がりは、和の要素を取り入れつつ、宿泊されるお客様にリラックスできる空間を提供する、高級志向の民泊施設にぴったりの造作になったのではないでしょうか😊✨
福原建築合同会社は、お客様のこだわりやご要望を具現化し、安全で快適な空間を提供することを目指しています。
リフォーム・リノベーションに関するご相談は、ぜひお気軽にお声がけくださいね!